EDで血糖値も高い場合の有効な薬と服用時間

糖尿病は血液中の糖分の濃度が高い状態が続く病気です。正常な状態であれば食事の後、血糖値が高くなりますが、インスリンの働きで正常な値にもどります。ところが何らかの原因でインスリンが分泌されない、分泌されても効かない場合、血糖値をコントロールすることができなくなります。最初は自覚症状がほとんどありません。しかしそのままにしておくと症状が進行し、血管が損傷するため失明したり、腎機能に障害がでたり、手先や足先の壊死するなどの重大な合併症を引き起こすことがあります。

ところで糖尿病はEDを併発していることが多いです。なぜなのでしょうか。

まず神経障害があります。勃起は性的刺激が陰茎に伝わることで起きますが、神経回路に障害があるとEDになります。また血管が損傷すると動脈硬化がおきやすくなります。陰茎の海綿体の毛細血管は、体の中でも特に細い血管です。血液をうまく送ることができなくなれば、これが原因で勃起不全がおきます。このような症状を糖尿病性EDといいます。

このような場合、EDを改善するためには糖尿病を改善して、血糖値を正常な状態に近づけるための治療が必要です。有効な薬としてどのようなものがあるのでしょうか。

インスリン分泌促進薬が使われることがあります。インスリンは膵臓で作られます。この薬はが、膵臓にあるβ細胞に作用してインスリンの分泌を促進させることで血糖値を下げます。

ではこの薬に適切な服用時間はあるのでしょうか。食事の5~10分前でなければなりません。注意が必要なのは服用時間は食前であればいつでもよいというわけではないことです。服用時間が食事の30分以上前など早すぎる時間になってしまうと、今度は血糖値が下がりすぎて低血糖という危険な状態になります。時間は厳守する必要があります。