EDと血圧と女性の関係

勃起不全と高血圧は大きな関係があります。EDを発症している人に高血圧の治療をしている人が多いのも事実です。中高年になると血圧が高めの人が多くなり、EDを発症しやすくなります。中高年で高血圧の人のおおよそ1割がEDであるという報告もあります。高血圧になると動脈硬化が進行します。動脈硬化が進行するとEDになりやすいことがわかっています。血管が硬くなったり狭くなったりすることで陰茎や海綿体への血流が妨げられることが原因です。
降圧剤とEDの薬を併用すると危険なことがあります。EDの薬にも降圧剤と同じように血圧を抑制する効果があるからです。同時に使うことで効果が重複してしまうと、心臓に負担がかかり悪影響を及ぼすことがあるのです。治療薬の多くは海綿体を広げる薬です。血圧の薬を服用中の人は、医師によく相談してから治療を始めることが大事です。
一方で女性のほうもEDに対して理解をすることが求められます。特に新婚で子供がほしい夫婦の場合悩みは深刻になります。男性が悩んでいる場合、女性が問い詰めたりすると余計に男性は窮地に立たされます。何回か失敗すると「なんとかしなければ」とますますあせってしまいます。そんなとき女性が「ひとりで悩まないで」「ふたりで一緒に考えましょう」などと励ますことで、二人のきずなが深まります。現在EDの多くは治療が可能です。もしできればカップルで男性機能外来を訪れて治療方針の決定について話を聞くことがよいでしょう。薬だけでは十分効果が上がらないことがあります。心因性の場合、女性の理解と協力がなければ、克服することは難しいのです。治療が成功するかどうかは女性にかかっているといっても過言ではないでしょう。